出版部数200万部を超えた、大人気絵本『こびとづかん』の長崎出版の今

カクレモモジリ、リトルハナガシラ、ホトケアカバネ、
 
何だか気持ち悪いけど、何だかかわいい。
 
 

いわゆる「キモカワ」キャラクターで、
 
子供から女子高生までものを魅了した『こびとづかん』。
 
 


 

 
1度は書店やおもちゃ売り場で目にしたことが
 
あるのではないでしょうか。
 
 

こびとづかんを出版していたのが
長崎出版という、児童書をメインで扱う出版会社です。

 
 
このこびとづかん、シリーズ全体で200万部以上の
 
売り上げを記録しています。

 

児童書の世界では累計出版部数が1万部で売れていると言われ、
 
それを超えると大ヒットだと言われますので、

 

200万部というのがいかに桁外れな部数であると
 
容易に想像できると思います。

 

その長崎出版が実は2014年の8月に倒産していた
 
というのは意外と知られていません。

 
2007年の売上は1億1千万であった長崎出版は、
 
このこびとづかんの大ヒットを境に2013年には売上16億を
 
超えるまでに急激に成長を遂げました。

 
 
こびとづかん 絵本 売上

 

 
経済評論家はこぞってこの急激な売上高の上昇が
 
良くなかったと言います。
 

 

長崎出版はこびとづかんの関連グッズ、DVD、ゲームソフトを製作・管理する関連会社を設立します。

 
 
その後、様々な融投資を繰り返します。
 
 
中には古着屋チェーン店の買収まで含まれ、
それら関連会社の赤字決済に続き、
 

こびとづかんの著者との間にも金銭トラブルが発生するなどと、
まさに負のスパイラルに入った結果、
 
こびとづかんの著者は

自らの出版会社を設立し、
 
 
実質上こびとづかんと長崎出版との関係は白紙になります。
 
 

会社を支えていた大黒柱がいなくなった後、

さらに経営は苦しくなり、
 
 
最終的には17億円以上の負債を抱え倒産した。
 
 
こびとづかん 絵本 売上
 

 
活字離れが騒がれる昨今、
児童書のマーケットは年々縮小しています。
 
 
これは同時に出版業者の経営悪化を表していると
 
言っても過言ではありません。

 

 
書店でも年々児童書コーナーが縮小されたり、
書店によっては児童書コーナーがそもそもない
という書店もあります。

 
 
子供たちの成長を支える絵本や児童書を出版する会社が
 
こういうかたちで減るというのはとても悲しいことです。

 

子供たちの心の成長を育む絵本を届けてくれる出版業界が
 
少しでも活性化できるよう、
 
大人の私たちこそ本の存在を大切にしていきたいですね。
 
 

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