あえて”絵本のタブー”を扱った絵本作家のぶみさんの大人気絵本「ママがおばけになっちゃった」が伝えていることって?

もしママがある日突然死んじゃって
おばけになって自分の前に現れたら。

 

そんな今までタブー視されて絵本では
扱われることが少なかった「死」を

 

テーマにした絵本が話題を集めています。

 
絵本作家のぶみさんの

ママがおばけになっちゃった』という絵本です。

 
 

 
 

2015年7月に発売されて以来20万部という
絵本としては大ベストセラーとなっています。

 

 

「生」と「死」

 
 

日本人は文化的宗教的背景により、
生を重んじ死を軽んじる、

 
軽んじると言うよりは
むしろ目を背ける傾向にあります。

 
そう、いつか必ず来る死から目を反らし
考えないようにしているのです。

 

そのため、日本人は死を諸外国とくらべても
「怖いもの」と考えている人が多い国民性で
あるという研究結果もあります。

 

 

作者のぶみさんの考え

 
 
作者ののぶみさんはこの本をつくるにあたり
このようなことを考えていたということです。

 

「最近は親が優しくなって、ちょっとなめてる子供が
増えた気がするんです。

そんな子たちに『ママは死んじゃうかもしれないよ?』
と言いたかった。

ママを大事にしてほしいし、親も子も、
誰もが大切な人には『大切だ』と伝えなきゃダメだと思う」

引用:産経ニュース


 

この絵本を描こうと思ったキッカケは、僕の奥さんが
「この子、私がいなくても生きていけるのかしら?」
ってつぶやいたことなんです。

引用:現代ビジネス


 

 

親が常にそばにいる子どもたちにとって、親がいる環境は
「当たり前」のことだと思っています。
 

当たり前という環境だからこそ、そこに甘んじる
というのが当たり前だとも言えます。

 

 

絵本で上手く伝えるには?

 

 

ではその当たり前の環境が実は当たり前ではない
ということを子どもに上手に伝えられるか。

 

当たり前ではない恵まれた環境に自分がいる
ということも理解することにより、

 

今ある環境に感謝できるのです。

 

小さな子供にはとてもむずかしい課題です。
そこでのぶみさんが考えたのが、

 
絵本を通して当たり前の環境が、当たり前で
なくなるという世界を疑似体験させるということだったのです。

 

ある日突然ママが交通事故で死んでしまったら。

 
まだ子どもたちは「死」という概念を理解していません。
発達心理学的には生き物の「死」を

 
永遠の離別だということを理解するのは
おおよそ7歳以降だと言われています。

 
それよりも小さな子供にとっては理解が難しいのです。

 
しかし絵本を通して、「死んでしまったママ」というのは
もう自分の前には帰ってこない人ということを

 

ストーリーが進むに連れて理解していきます。

 

 
絵本作家 のぶみ

 

 

自分のママがいなくなってしまったら?
もう一緒に寝ることができなくなってしまったら?
もうママのつくったごはんが食べられなくなってしまったら?

 

子どもによっては刺激が強すぎるかもしれませんが、

 

「死」を知ることにより命の大切さを知る
きっかけになるかもしれません。

 

今ある環境に感謝することがで
きるようになるかもしれません。

 

感謝を知ることにより、
優しさが芽生えるかもしれません。

 

 
絵本作家 のぶみ

 

 

未就学児のみならず、小学生、
中学生になった子どもと一緒に読み、

 

今一緒にいることができることへの感謝、
お互いへの感謝、愛を伝えてみてはいかがでしょうか。

 

 
この記事を読んだあなたにおすすめ!⇒
子供の「しつけ」に上手に取り入れたい、怖い絵本の読み聞かせをするときの重要なポイント
 

 

Sponsored Link


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ