英訳され世界に発信された日本の絵本『ふしぎなたけのこ』ってどんな絵本なの?

外国の絵本がたくさん翻訳されている中で、
日本で生まれた絵本もその数には及びませんが、

 
翻訳されてきました。
 
 

「ふしぎなたけのこ」
=英訳版「Taro and the amazing bamboo Tree」

 
 
その一つ、海外で翻訳・出版されたこの本は
日本でお馴染みの「竹取物語(かぐや姫)」

に出てくる竹ではなく、

 
たけのこも主役?で、楽しくワクワクする
子供の読み聞かせにも、おススメの一冊です。
 
 


 
 

英訳ではどういう風に伝えられてきたか?

 
 
英訳では絵本の題名が変更されて、

 
日本の代表的な名前の太郎(主人公)が
そのまま使われました。

 

本の主人公を通して全体のイメージが
わかるように工夫されています。
 

自国の文化にないものは省略したりする
場合があって、「ふしぎなたけのこ」は、
 

たけのこが山の村では、大変なご馳走である
ことや当時、魚や昆布が食料になることも

 
英語圏の子供たちには理解されにくい
と考えられて、複雑な情景描写は

外されて単純な訳となりました。
 
 

背景の状況説明が多く付け足された

 
 

絵本 英訳版
引用元:http://www.ehonnavi.net/

 
 
たけのこがぐんぐん天までのびる描写も、

 
日本のたけのこの生態を知らない海外の
子供への配慮から、文章がかえられました。

 
村の様子や村人の言葉のやりとりも
行動的な言葉になっています。
 

それでも、日本の昔話の面白さは、

当時の日本の風土
(湿気を含んだ柔らかい彩色=中間色)

の色合いを考え、
 

美しいカラーとモノクロに
分けられた構成も面白く、

 
外国の子供たちとコミュニケーションが
十分にできる素敵な絵本だと思います。

 
日本語は擬音語や擬態語が多いので、
英訳は大変かもしれませんが、
 
リズムよく楽しく子供たちが
想像の世界を広げられる、

 
「ふしぎなたけのこ」は、
そんな英訳版の一つではないでしょうか。
 
 

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